国産ウイスキーが高騰しているようですね
5月も終盤、冬の寒さもどこかに行って、あっという間に暖かくなったので、夜になって冷えたビールやお酒がおいしく感じられるようにもなってきました。
おうち時間を充実させるために、ここ1年で一気に消費量が増えていることでも話題になっているお酒ですが、実は種類によってはここ数年で価値が一気に高騰しているのをご存知でしょうか。
高沸していることで話題になっているお酒というのは、山崎や白州といった名前でピンとくる人も多い国産ウイスキーです。国産ウイスキーというと、サントリーやニッカウイスキーの製品が有名ですが、それらの価格が軒並み高騰しているそうです。
その理由が、国内での需要増加だけでなく、海外での需要も増えているからだのだそうです。特にアジア圏では原酒不足も手伝って価格の変動が大きいようで、中には自宅で保管していた国産ウイスキーを高騰している今の機会に、売り出す人もいるそうです。
国産のウイスキーが世界に広まっていくのは、同じ日本に住んでいる身としてはうれしい反面、クオリティーが高い国産のウイスキーが国内からなくなってしまうのは、長い目で見ると少し寂しいような気がします。やはり国産のウイスキーには国産のウイスキーだからこその良さがありますよね。
ちなみにこの需要増加を受けて、ウイスキーを製造している各メーカーでは原酒の増産を図っているそうなのですが、ウイスキーが出来上がるまで、樽の中での熟成期間を含めて年単位で時間がかかります。一朝一夕で簡単に作れるものでもないので、しばらくはウイスキーの高騰は続きそうです。
もちろん海外産のウイスキーがだめだというわけではないのですが、日本で作られた国産のウイスキーが、しばらく気軽に楽しめないと考えると、少し寂しく感じますよね。
ちなみに皆さんはウイスキーの原材料や製造方法についてどの程度ご存知でしょうか。実は、ウイスキーの原料は大麦やライ麦。
麦芽を原料としており実は原料だけでいうと、ビールと同じものからできているお酒なんですよ。
ただ、ビールの場合はアルコール発酵のみを行うのに対し、ウイスキーは発酵後に蒸留してさらに樽で熟成させます。つまり手間と製造方法が違うだけで、基本的に原料自体は同じ大麦などの穀類なのです。緑茶や紅茶、ウーロン茶などの原料が同じお茶の葉で製造工程によって、違う風味になるのと同じです。
どちらも製造段階で水を使用し、使った水によって味が変わることでも有名です。だからこそ、綺麗でおいしい水が豊富な日本で作られたウイスキーの需要が高まっているのかもしれませんね。
これからしばらくは、おうち時間が長くなるため、家でゆっくりお酒を楽しみたいという人もいると思います。そうなったときに、ちょっと贅沢な気分を味わうために、奮発して国産のウイスキーを購入するのは、難しいかもしれませんね。
逆に今自宅に保管しているという人は、軽い気持ちで手放さないほうが安心なのかもしれません。
今回のウイスキーの高騰については、高騰の理由として需要が高まっているだけでなく、原酒の供給が追い付いていないというのも関係しているようです。
予測ができなかったこととはいえ、こういった事態に備えていなかった分、メーカー側もこれから対応するようなので、解決まで時間がかかりそうですよね。
遺産相続などのいざというときの手続きも、出来ることならあらかじめ備えておくのが安心です。
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