散歩していると予想外のものが見つかることがありますね
毎日だんだんと気温が上昇してくると、気持ち的にも前向きになるようで晴れた日は外に目を向けると、散歩を楽しむ人やバイクでツーリングに出かける人など、外の空気を満喫している人が多く目につきます。
中でも密さえ気を付けていれば気軽に楽しめる散歩は、この外出自粛生活が始まってから、よく行くようになったという人も多いのではないでしょうか。特に緊急事態宣言の対象に入っていない地域の、自然が多い場所では老若男女問わず散歩に出かけたりするようです。
春先の散歩といえば、少し田舎の川沿いの土手などに生えているつくしを集めたり、ヨモギの葉を集めるなどの楽しみもありますが、散歩をしていて思わぬものを見つけてしまった人が話題になっています。
思わぬものを見つけてしまった人が散歩していたのは、海。海といえばミステリー小説などではいろいろ打ち上げられていて事件が始まったり、手掛かりが見つかったりする場所の定番ですが、その人が見つけたのは巨大なイカ。
そう、なんと海沿いを散歩していたら、浜に打ち上げられた巨大なダイオウイカを見つけてしまったんだそうです。ダイオウイカといったら、過去には4メートル以上あるものが日本でも見つかっていますが、その人が見つけたのはそこまでは大きくなかったようです。
ただ、キャンプをした後の散歩だったようで、通常はそのままにしてしまいそうなダイオウイカを、なんとその人はさばいて食べてみたんだそうです。
ダイオウイカが浜に打ちあがっているのを見ましたが、やはりいくらイカが好きであったとしても、度を越えて大きすぎると食べようというイメージもわかなかったのですが…。見方は違ったようで新鮮だからと切って、さらにしっかり洗ってから食べたそうです。勇気がありますよね。
気になるダイオウイカのお味の方は…どうやらかなりしょっぱかったそうです。いくら洗ってもしょっぱかったということですので、海の塩水のせいではなくダイオウイカ自身の味の様ですね。
この話で気になったので、ついほかにもダイオウイカの味についての話がないか調べてみたところ、過去にはするめに加工されたこともあるんだそうです。
そもそも、もともと深海にいて大きくても動きが遅めなダイオウイカですが、漁をするときにかかることもあるようで、その時に食べてみようとチャレンジした人によると、独特のアンモニア臭が強くお刺身ではとても食べられたものではないということです。
そこで、その後するめ加工を行っている会社がダイオウイカを使ってするめを作ったのだそうです。しかし先に紹介したアンモニア臭をなくすために、普通のするめよりも多くの工程をはさまなくてはならず、加工したときに受けたインタビューではもう作ることはないとおっしゃっていたほどだったようです。
つまり基本的にダイオウイカは食べることはできますが、普通の食用として選ばれているイカに比べると、かなり食べにくい独特の風味があるようですね。大きなイカですのでもし食用に向いているような味でしたら、イカ好きな人には良いニュースになっていたのでしょう。私も比較的イカは好きですので、少し残念に感じます。
話は戻りますが、ダイオウイカを見つけて食べた方は、SNSの投稿によるとダイオウイカの各部位を切り取り、大学の研究者に提供したそうです。
まだまだダイオウイカのわかっていない生態についてもこれをきっかけに何かわかったらいいですよね。こういった、急に何かがあったときというのは、どう行動するか迷ってしまいがちなので、今日紹介した方はあまり迷いがなくすごいなと正直思いました。
日常には絶対はありませんので、いざというときにどんな行動をとれるかというのはすごく大事です。梅林行政書士事務所では普段行わないからこそ、いざというときに困りやすい行政手続きや相続手続きなどをサポートしておりますので、お気軽にご相談ください。