ワーケーションを取り入れませんか?
寒い上に感染拡大が毎日騒がれているので、外に出る機会がどんどん減ってしまいがちです。1人暮らしで、家にいるとこういったときは寂しく感じると思うのですが、逆に家族が家の中でずっと一緒にいるとなると、それはそれで大変なことも多いというのが現実なようです。
コロナ禍で飲食店の営業時間が短縮されたり営業自粛の波で、閉店せざる得なくなった店が増えているなど、コロナになってからの生活の変化で、経済が受ける影響はマイナス面がどんどん増えています。そんな中でも、うまくコロナ禍の生活スタイルに適応することで、需要が増えている産業やサービスもあります。
コロナが始まったばかりの時期に、一気に話題になったオンライン会議サービスZoomをはじめとした、テレワークに関係する業界や飲食店だと焼き肉店やテイクアウトの専門店の需要がどんどん増えているそうです。実際、大手のチェーン店を見ても店内や、店先に手テイクアウト専門のメニューを出しているお店も多くみられます。
そんな中で、なかなかどうにもならないのが、同じ屋根の下で一緒に過ごしている家族との距離感です。日本の家屋はもともと長屋文化だったことや、島国であまり土地がないこともあり、住居自体の広さが欧米などに比べると、平均的に狭い作りになっています。そして、家の作り自体が、家族同士鑑賞しやすくなっているということも多く、特に古い日本家屋のふすまなどでは、ほとんどプライバシーが確保できないということも起こりうるのが現実です。
外に仕事などで出かけているときは、お互いに離れている時間があったからこそ、窮屈に感じていなかったものが、テレワークで一緒にいる時間が増えると、今度は1人で集中できる空間が欲しいと感じやすいようです。
実際、最近は自宅内にも1人で過ごせるようにと、狭いサイズの小屋を購入して設置するという人がどんどん増えているそう。1人になりたいからと部屋を一つ増やすのは大変ですが、1人用の小さいサイズの小屋ならリフォームや増築をするよりも気軽に設置できるうえに、予算もお手ごろなのでテレワークをしている人たちの間で需要が高まっているそうです。さらに地域によっては、サイズが小さい小屋は申請が楽になるというメリットもあるようです。
ほかにも、1人サイズの小屋でのんびり過ごすというのに企業も注目しているようで、最近流行している働き方のひとつ、ワーケーション取り入れのためにまとめて購入するということもあるそうです。
ワーケーションとは、働くという意味のワークと休暇という意味のバケーションを合わせて作った造語なのですが、コロナ禍で一気に広まったテレワークを使って、休暇を取りながらもいつも通り働き続けるという、新しい働き方です。
働きすぎだといわれることの多い日本人ですが、最近では労働時間が多すぎたり仕事の負担が多すぎることで、問題になることが多いのでワーケーションでゆったり働くというスタイルが、これから良い方向に作用してほしいですね。
1人用の小屋に限らず、1人で集中できる場所で作業するというのは、集中力を高めやすいということで塾などでもパーティションを使って、1人1人区切ることもあるようです。
1人になると集中できるだけでなく、普段は考えない将来的に残すかもしれない家族のことや、あまり人には話しにくい財産などのことを考える人もいると思います。
こういったデリケートな問題は、身近な人に相談するよりも専門知識がある人間の方が、その人その人に合った選択肢を提示したり手続きのサポートもできますので、遺言や相続に関することが気になってきたら、まずはやりたいことがあいまいな状態でも大丈夫ですので、梅林行政書士事務所にお気軽にお問い合わせください。